こんなバイトの募集を見かけたことありませんか?

「都内○○区にて○月○日にパチンコの引き子募集します、報酬は○○円で○番以内を引けたらボーナス1000円です」

 

こんにちわ、ケンジローです。

最近は誰もが持ってるスマホ。お年寄りの方でも病院の待ち時間などにスマホを見てる方が増えましたw

 

そしてツイッターなどSNSを利用し、さまざまな人と交流が持てる時代。バイトの募集なんかもスマホ1台でやることができます。

近頃はパチンコやスロットの引き子と呼ばれるバイトを、ツイッターなどで募集している方を見かけます。

 

今回は僕の知り合いも実際に募集をしてるパチンコ店での引き子バイトに関する内容、デメリットなどについてお話ししようと思います。

パチンコの引き子バイトってどんな感じ?

パチンコの引き子バイトというのは

  1. 指定された時間に
  2. 指定されたパチンコ店で
  3. パチンコ店の入場抽選を受ける

この3つの流れになります。

 

知識も経験もいらないし、本当に誰でも簡単にできるバイトですね。

 

抽選が始まる時間までに遅刻しないように並び、入場抽選を受け番号がついた札や紙をもらいます。

抽選を受けたあとは抽選番号の札や紙を雇い主に渡します。以上!!

 

簡単でしょ?

 

実際にお店に並び抽選を受け、番号札や紙を渡すまでの時間はお店にもよりますが1時間前後でしょう。

特に主婦、フリーター、大学生など平日の朝でも時間の融通がきく人が多くやってますね。

パチンコ引き子バイトって違法じゃないの?

パチンコの引き子って違法じゃないの?と疑問を持たれるかもしれませんが、違法ではありません。

 

実際に抽選の番号を巡っての譲渡というのは、裁判を傍聴するときによくやってることなんです。

 

人気タレントや有名人などが犯罪を犯したり、大きな殺人事件を起こした犯人の裁判などは多くの方が裁判の傍聴を求めて集まります。

 

そのときに、テレビや新聞記者も当然押しかけます。

 

しかし裁判所で傍聴できる人数は限られていますから、定められた人数を超えた場合は抽選によって決まります。

 

報道に関する仕事をしてる方からすれば絶対に傍聴はしたいものですから、何としてでも傍聴席は確保したいところ。

そんなときに抽選の引き子をバイトでたくさん雇うのです。ですから引き子のバイトというのは違法性はありません。

 

ただし、パチンコ店の多くは抽選権の売買を禁止(譲渡)してることが多いです。

 

禁止されてる=違法・・ではありませんが、お店から出入り禁止を言い渡されて2度とそのお店へ行けなくなる可能性があります。

まぁ抽選を受けるが目的ですから、実際にパチンコやスロットを打つのが目的でないなら問題ないということですね。

パチンコ引き子バイトの報酬やお給料の相場は?

実際にもらえる報酬やお給料のというのは引き子バイトを雇ってる雇い主(多くがパチプロやスロプロ)によります。

 

相場はだいたい1回1500円~2000円が多いですね。

 

で、抽選の番号がよければボーナスとして+1000円とか1500円とか。雇い主によって違いはありますが、ボーナス制度を取り入れてることが多いです。

 

「抽選番号がいい」というのはほとんど場合、具体的な番号を示しています。

10番以内とか20番以内とかです。

 

1時間前後で終わるバイトなので、時給に換算するとお得な仕事だとは思います。

また交通費は別途くれる場合もありますね。(○○円まで支払いますとか)

 

僕の知り合いは1回あたりの報酬は2000円で、いい番号だったら+1000円と決めて雇ってるそうです。

パチンコ引き子バイトのお金はちゃんともらえるのか?

では気になるのが引き子をやったとき、本当にお給料としてお金を払ってもらえるのか?という点です。

 

最近は雇い主が支払わないといった事例が多く発生してるみたいで、問題にもなってます。

 

つまり払うか払わないか?というのは雇い主次第なんですね。クソみたいな人に雇われると、バックれてしまう可能性があるのです。

 

どうやってバックれるかというと、抽選を受けたあとに「何番でしたか?」と聞かれます。

このときに番号が悪いと、そのまま連絡をしてこずに消えてしまうんです(笑)

 

雇い主からすると抽選番号が悪い札を買い取っても何もメリットはありません。ですからバックれるのです。

パチンコ引き子バイトでお金を払わないのは違法なのか?

お金を払う、払わないということに関しては違法ですが違法ではない・・というのは答えです(笑)

 

というのは刑法では違法ではないけど、民法から考えると損害賠償の対象になるということ。

 

簡単に言えばお給料を払ってくれなくても「払ってほしいなら警察は動かないから自分でなんとかしてね」という意味です。

 

あなたが仮に引き子バイトをやってお金を払ってもらえなかった場合。

払ってくれない相手に対して、お金をあなたが請求しなければいけないのですから非常にめんどうです。

 

2000円程度のお金のために弁護士に相談したり、あなたが自分で相手に対して訴訟や調停(話し合い)の申し立てをするのです。

弁護士に相談しようものなら1時間で5000円とか相談料取られますから赤字ですね(汗)

 

お給料を払わない雇い主もそれを知ってるから、「番号が悪いやつには払わない」と逃げるのです。

パチンコ引き子バイトのまとめ

以上のことからパチンコの引き子バイトは、だれでも簡単に短時間でできる仕事と言えます。

 

ですが、雇い主が報酬を払わずに逃げるといった事例はたくさんありますし、逃げられても泣き寝入りするのがオチです。

 

もしやるのであれば友達が実際にやってお金がもらえたとか、信頼できる雇い主という確信がある場合以外はやめたほうがいいでしょう。