何か月か前に友達や会社の同僚に貸したお金。

いつになったら返してくれるの?と聞いても「ああ、ちょっと待ってて今月ピンチだから来月返すわ」って何回も流されていませんか?

ども、ケンジローです。

子供のころはよく親に「絶対にお金の貸し借りはしたらダメ!」とよく念を押されるように言われたものです。

とはいえ、この人なら貸しても大丈夫だろう・・と信用して貸したものの、いつまでたっても返してくれないという経験は僕にもあります。

もし貸したお金を返してくれない場合はどういった対処方法があるのでしょうか?

今回話す内容は相手が「こいつ・・返すつもりもないな」というようなクズ相手に対してです。

お金を返してもらう方法

おそらくですが個人での貸し借り程度であれば借用書はないと思います。そんな律儀な人って普通あまりいませんからね(汗)

ですので借用書がない状況であれば、何度でもしつこく「返してくれ!」と請求するしかありません。

いまは返せない・・と言われても「いつならいいの?その日に取りにいくよ」と、かなり強めに迫ってみるのがいいですね。

正直いってお金をちゃんと返してくれない人なんて、関係が切れても問題ないと思います。もちろん本当に返せない事情があれば別ですが。

例えば急に親が入院しててどうしても用意できない。親の借金が発覚して銀行や消費者金融に優先して払わないといけない・・とか。

しかし、そういった深刻な事情を抱えてるといったケースはほとんどないでしょう。

で、あればかなり強引な取り立てをしたほうがいいです。もし会社の同僚であれば人事や上司に相談するのも一つの手です。

または人事や上司に相談する前に「返してくれないなら上司に報告するけど・・」と精神的に追い込むのがいいでしょう。

追い込むといっても「返さないと殺すぞ!」とか「返せないなら車売れやボケ!」なんていう強迫はダメですw

友達(もはや友達といえないが)の場合は親や親族に返してくれないと連絡するよ・・と圧迫してみましょう。

本人以外に返せと請求する権利はないのですが「返してくれるようにお話ししてくれませんか?」という相談なら問題ないからです。

貸したあなたが債権者(○○してくれと要求できる権利)で、借りた人は債務者(債権者に対して○○しなければいけないという債務)ですから、あなたは何度でも金返せ!と要求することができるのです。

相手がもう勘弁してくれよ・・と精神的に参ってしまおうが関係ありません。返さない人が悪いのですから。

ただし先ほども言いましたが脅迫はダメですよw

お金を返してもらうには他にどんな方法がある?

何度もしつこく請求しても返してくれない場合にはどうするか。

もし何度言っても返してくれない場合には法的手段しかありません。(諦めるという選択を除けばね)

法的手段とは内容証明郵便というものを相手に送ります。内容証明というのは、あなたが「どんな内容の請求をいつしたのか郵便局が証明してくれる」といったら分かりやすいかな?

あくまでどんな内容が書いてあったのか?ということを証明してくれるだけであって、書いてある内容が正しいとか間違ってるとかは判断してくれないので注意。

で、内容証明を送るさいには、勤務先などバレると相手がマズイところへ送るのがいいですね。非常にプレッシャーとなるからです。

内容証明なんて自分で書けないよ・・という場合には弁護士に相談するしかないですが、2万から3万円くらいは相談料などでかかってしまいます。

だけど、弁護士からの内容証明というのは非常に効果が高いので、貸した金額が10万円とか20万円とか個人の貸し借りにしては金額が大きい場合にはおすすめです。

借りた証拠なんてないと言われたら

悪質極まりないクズは「俺お前に借りてないよ」と言ってくる可能性があります。

もちろん借用書がない場合はかなり難しくなりますが、貸し借りの証拠があれば基本的には問題ない。メールやラインなどのやり取りだね。

そういったものがあれば十分に証拠となるので大丈夫。

詐欺で訴えるのは難しい

いつまでも返してくれない、返す気もないような相手に懲らしめてやりたい・・という気持ちはよく分かります。

だから詐欺で警察に行けば逮捕されるんじゃないか?と思うかもしれませんが、詐欺罪をして訴えるのは非常に難しいのです。

詐欺というのは「あらかじめ金品や財産を奪い取るつもりであった」という証拠がなければいけないから。つまり返すつもりだった・・と言われた時点で詐欺として被害届を出すのは無謀な行為といえます。

また、お金の貸し借りといった民事事件に関しては警察は動いてくれないので相談しても無駄ですよ・・。

諦めるのも肝心

貸した金額が1万円とか2万円なら諦めるのも肝心です。弁護士に相談しようものなら貸したお金が戻ってきても赤字になってしまいます。

「これっきり他人にお金を貸すのはやめよう」と肝に銘じるのがいいかもしれませんね。

お金を返してくれないときのまとめ

順序としては、まず何度でも相手が嫌になるほど返還の請求をする。電話やメール(ライン)でしつこく請求する。

このときのやり取りは記録として残しておく、一応ね。(貸したという証拠になるから)

家族や会社に相談してみてそれでもダメなら内容証明を送る。自分で送れない書けないなら弁護士に相談。

貸した金額が少額ならあきらめる。といった順番が理想ですね。

多くの場合が、しつこく請求する。もしくは家族や会社に相談するといった時点で返してくれるケースがほとんどです。

繰り返しにはなりますが脅迫はダメですよ(笑)